領収書からデータを抽出する
プロンプトストア機能を利用することで、誰でも簡単に領収書を項目ごとにデータ化することができます。
今回は次の領収書サンプルをドキュメントフォースを使って項目ごとにデータ化してみます。

実際の取得例がこちらです。
発行日 | 2024/10/09 |
領収書番号 | 000012 |
宛名 | (株)ABC商事 |
合計金額 | 22,000 |
税抜金額 | 20,000 |
消費税額 | 2,000 |
支払方法 | 不明 |
但し書き | 記載なし |
担当者名 | 記載なし |
発行者住所 | 東京都新宿区新宿1-1-1 |
発行者電話番号 | 03-2345-2345 |
発行番号 | T28473827 |
*サービスに使用している生成AI の特性として、必ずしも上記の結果が出力されない場合があります。
作成方法
- 右上の「プロンプト」をクリックし、プロンプトストアを開きます。
- 「プロンプトを検索」にて「領収書」と検索し、表示された検索結果をクリックします。

- 「インストール」をクリックし、プロンプトをインストールします。
- 左サイドバーにインストールしたドキュメントが表示されていることを確認します。
- 領収書をアップロードします。
アップロードされたファイルはあらかじめ設定されたプロンプトに従って自動的にAI解析されます。

6.左サイドバーの「領収書」をクリックし、アップロードされたファイルを選択すると、取得結果が表示されます。

簡単に領収書の項目を取得することができました。
応用編:複数の領収書を一覧にした資料を作ってみよう!
ドキュメントフォースでは取得したデータをそのまま活用して、様々な資料を簡単に作成することができます。
今回は取得した名刺データから、記載されている会社名や氏名をそのまま使って、提案用の営業資料を作成してみます。
- アウトプットしたいテンプレート(Excel・Word・PowerPoint)を作成します。
抽出したデータを入れたい箇所に、変数を入力して保存します。
複数の書類の場合は、下記のような変数になります。
※変数…{{ドキュメント名.項目名.1}}
(送付画像参照)
- 右上の「書類テンプレ」をクリックします。
- 右上の「テンプレート登録」をクリックし、作成したいテンプレートをアップロードします。
- アップロードしたファイルが、画面に追加されたことを確認します。
- ドキュメントを選択し、「全てを選択」にチェックを入れます。
- ゴミ箱マークの2つ横の「プロジェクトを選択」をクリックし、タブを出します。
「プロジェクトボード」と「プロジェクト」に名前を設定し、適用をクリックします。
- 左サイドバーの「プロジェクトボード」に6で作成したプロジェクトが表示されます。
作成したプロジェクトをクリックし、ファイルが入っていることを確認し、左上の
「書類作成」をクリックします。
- 書類作成のタブが出てきたら、①②③をそれぞれ選択します。
①…書類作成したいテンプレート(1で作成したテンプレート)を選択します。
②…書類作成したいプロジェクト(6で作成したプロジェクト)を選択します。
③…一覧化したいファイルを全て選択します。
- タブの右下の「出力オプション」「出力方法」を選択します。
「出力オプション」は、空白処理を選択。「出力方法」は、まとめて出力を選択します。
※空白処理を行うことで、1で作成した際は10個分の変数を入力しましたが
今回は3つのファイルのみの選択だった為、不要な変数を表示させない処理をしてくれます。
- 「ダウンロード」をクリックし、テンプレートをダウンロードします。
ダウンロードしたファイルを開き、内容が反映されたか確認をして下さい。

*うまく置き換わらない場合は、設定した変数名が誤っている可能性が考えられます。
まとめ
今回はプロンプトストアより名刺のプロンプトをインストールし、領収書データを取得してみました。
そして、複数の領収書データから実際に一覧化ファイルを作成する手順を紹介しました。
ぜひ、実際に使用してみてはいかがですか?