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ドキュメントの自動判別

ドキュメントの自動判別


ドキュメント解析時において、通常はドキュメントのアップロード時に対象となるドキュメントタイプを手動で選択しなければなりません。

ただし、ドキュメントタイプにあらかじめ自動判別用プロンプトが設定されており、なおかつドキュメントのアップロード時に「ドキュメントを自動で判別する」がONになっている場合に、アップロードされたドキュメントがどのドキュメントタイプに属するべきかの自動判定がおこなわれます。

ドキュメントタイプの自動判別用プロンプトを有効に活用することで、ドキュメントアップロード時に都度ドキュメントタイプを選択する必要がなくなるので、ドキュメント解析の作業が効率化します。

自動判別用プロンプトの登録

ドキュメント自動判別機能を利用するために、まずはドキュメントタイプに自動判別用プロンプトを登録します。

自動判別用プロンプトはドキュメントタイプ編集画面の基本情報から登録できます。

自動判別用プロンプトには、アップロードされたドキュメントからドキュメントタイプを判別できるようなプロンプトを登録します。

(例)名刺の自動判別用プロンプト

名刺には通常、以下の特徴があります:
-名前
-肩書き
-会社名
-電話番号
-住所
-メールアドレス
-ロゴやQRコード
これらの要素が複数含まれる場合は、名刺として識別してください。

ドキュメントのアップロード

ドキュメントタイプに自動判別用プロンプトを登録すると、ドキュメント自動判別機能を利用できるようになります。

ドキュメントのアップロード時に「ドキュメントを自動判別する」をONにしてファイルをアップロードすると、アップロードされたドキュメントがすでに自動判別プロンプトが登録されているドキュメントタイプから最も最適なものを推測し、ドキュメントタイプを自動的に振り分けします。

ドキュメントタイプの判定

ドキュメント自動判別機能を利用した場合、通常のドキュメント解析と異なり、ドキュメントはすぐにドキュメントタイプに移動せず、まずはドラフトにドキュメントタイプが振り分けられた状態で格納されます。

ドキュメント自動判別機能では、ドキュメントはドラフト内で「ドキュメント完了」か「ドキュメント失敗」のいずれかの解析ステータスになります。

「ドキュメント完了」は、アップロードされたファイルがいずれかのドキュメントタイプに振り分けられた時に表示されます。ただし、振り分けられたドキュメントタイプが必ずしもユーザーの意図したドキュメントタイプに振り分けられているとは限りません。

「ドキュメント失敗」は、アップロードされたファイルがいずれのドキュメントタイプにも振り分けられなかった時に表示されます。この時は、アップロードされたドキュメントに対するドキュメントタイプの適用を手動で設定しなければなりません。

ドラフト内にあるドキュメントのドキュメントタイプを手動設定する場合は、ドキュメントタイプをマウスオーバーした際に表示されるマークをクリックします。




適切なドキュメントタイプを選択し、更新ボタンをクリックすると、ドキュメントタイプが登録または更新されます。

ドキュメントの解析

適切なドキュメントタイプが登録されたドキュメントは、次に手動で解析を進めます。

ドキュメントに表示されている「解析ボタン」をクリックするか、複数選択でドキュメントを選択し「解析」マークをクリックすることでアップロードされたドキュメントが指定のドキュメントタイプとして解析されます。

ドキュメント自動判別機能において「ドキュメントタイプの判定」と「ドキュメント解析」が2段階である理由は、アップロードされたファイルが必ずしも適切なドキュメントタイプに振り分けられる保証がないためです。そのため目視でのチェックを前提とすることで、アップロードされたファイルが意図しないドキュメントタイプとして解析されることを防いでいます。